09月12日

『怖い絵展』

9月に入って暑さも少しマシになったような気がします。
秋・・・というにはまだまだ早いですが、芸術に親しもうかと
兵庫県立美術館の『怖い絵展』に行って来ました。

今までは『絵画鑑賞』というと、苦しく考えなくても大丈夫。
詳しい知識がなくても、気軽に自分の感じるままで良い・・・
となんとなく思ってました。
(実際まったく詳しくありませんし)
この『怖い絵展』は『恐怖』に焦点をあて、
その絵の時代背景などの知識をもとに物語として読み解こうという
中野京子氏の美術書の刊行10周年を記念して開催されました。

灘駅から徒歩10分。
美術館の上にカラフルなカエル(?)が鎮座してます。

平日に行ったのと
チケットを用意してたので待つことなく入館できましたが、
音声ガイドの貸し出しに20人ほどの行列が出来ています。
音声ガイドを待つなんて、今まであまり見たことがありません。
解説パネルをじっくり読んだり、音声ガイドを聞きながら
時間をかけて鑑賞する人が多いのか
人の流れ具合もゆっくり目な気がします。

『怖い絵』といっても、直接ホラー的な怖い絵というのは少ないです。
ぱっと見た感じは優雅な美しい絵なのに
解説を読んでその背景や歴史を知ってじわじわ怖さを感じる・・・
という感じでしょうか。

たとえば、『チャールズ1世の幸福だった日々』は
王家一行が豪華な遊覧船に乗っている様子です。
流行の服を来たチャールズ1世に、華やかなドレスの王妃や王女たち。
幸せそうな家族を描いた優雅な絵ですが・・・
この後革命でチャールズ1世は処刑されてしまいます。

とても見ごたえのある展覧会でした。
じっくり解説文を読んだり、音声ガイドを聞きながらまわったので
2時間ちょっとかかりました。
休日だったら混雑しててもっとかかってたかも。
そりゃ知識があった方が良いんだろうなとは思ってましたが、
こんな絵画の楽しみ方があるとは目からウロコでした。

もう少し詳しく知りたいと思い、売店で本も買ってしまいました。
表紙は『レディ・ジェーン・グレイの処刑』
義父たちの陰謀により
わずか9日間しか王位にいられなかった
元女王16歳のジェーン・グレイの処刑直前の様子です。
この絵もとても美しい分、余計に哀しく怖い・・・

兵庫は9月18日で終了ですが、
東京は上野の森美術館で10月7日から開催予定です。
今まで絵画鑑賞ってなんかハードルが高い・・・
と思ってた方にもお勧めですよ。

    C.S

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2017年9月12日 14:00 | 趣味| トラックバック (0)

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